SSブログ

2012/10/03 渋谷クラブクアトロ・It Bites Live [音楽]

この日、水曜日の午後は休みでしたので、まず車で弘前へ。
駅前の駐車場に車を止めて、急いで13:15発の青森空港雪のバスに乗ります。
そして、15:00発の東京行きの飛行機に乗って東京へ。

東京に、平日何しに行ったかというと・・・渋谷クラブクアトロで行われるライブを見るため。
It Bitesという、イギリスのバンドなのですが・・・知っている人はかなりマニアかな(^^;)。
プログレ風の変拍子バリバリのロックなのですが、数年前に再結成して、最近再結成後2枚目のアルバムが出たばかり。
日本に来る、しかも水曜の午後とのことで、なんとか見に行ける・・・。
でも、こんなマニアックなライブ、しかも平日一緒に見に行く人がいる訳も無く、一人で行ってきたのでした。
IMG_0014.jpg
iPhone5
.

曲のリストは、これ。足下に貼っていたリスト、片付けのスタッフが観客にあげていました。
ぶれていますが、ご容赦を・・・。
IMG_0017.jpg
iPhone5

これに最後、新作の最後の曲「Exit Song」をジョン・ミッチェルがアコースティックギターで弾き語りしてライブ終了。

It Bitesについて説明すると、バンドは80年代にデビューしているのですが、その1stアルバム「The Big Lad In The Windmill」が最高にかっこ良かった。
1曲目の「I Got You Eating Out Of My Hand」のギターリフ・ソロで一発でファンに、その他にも「Turn Me Loose」「Calling All The Heroes」といった名曲や「You'll Never Go To Heaven」の入魂のギターソロなど最高!)。
ギター・ボーカルのフランシス・ダナリーの癖のあるボーカル、アランホールズばりのレガート奏法でアウトしまくる早引きフレーズのほか、ポップな曲調、かっこいいギターリフ、ポルタメントが効いたシンセソロフレーズなど、大好きなバンドでした。

2ndアルバム「Once Around The World」はまさに名盤(反捕鯨ソングの1曲だけは感心しませんが・・・)。
ライブでも定番の「Kiss Like Judas」のほか、「Midnight」「Black December」「Plastic Dreamer」といった名曲、プログレ色満載の「Old Man And The Angel」、Genesisの「Supper's Ready」の現代版といった感じの「Once Around The World」など、すばらしい出来映え。

でも、3rdアルバム「Eat Me In St. Louis」を出した後、ボーカル・ギターのフランシス・ダナリーが脱退して、バンドも空中分解してしまいます・・・。

しかし、新ボーカル・ギターのジョン・ミッチェルを加えて「The Tall Ships」を発表し再結成、今年新作の「Map Of The Past」をリリースして来日したのです。

ジョン・ミッチェルに関しては賛否両論あるようですが・・・ボーカルにはどうしても前任のフランシス・ダナリーほどのパンチは無く、ギタープレイもちょっと物足りない感は否めないのですが、なかなかいい味を出していると思います。
再結成後は以前とは別のバンドと思って聞けば、ピーター・ガブリエルばりのボーカルで、今では貴重なプログレライクなアレンジの楽曲など、大人のロックとして聞き応えがあります。
ライブでも新曲中心で、新しいバンドとして自信を持っている感じが見て取れました。
メンバーが、とても楽しそうに演奏しているのが見てよく分かりました。

・・・という訳で、わざわざ東京まで見にってきてだいぶ満足したのですが・・・やっぱりフランシス・ダナリーでバンドを続けてほしかったと、古くからのファンみんな思ったのではないでしょうか。
新作もいいのですが・・・うまく言えないのですが、もう一息なんですよね。
でも、応援しています。また来日してほしいです。

さて、帰りは・・・急いで品川のバスターミナルに向かい、深夜バス「ノクターン号」で弘前へ。
翌日朝7時に弘前バスターミナルに着くので、それから車を駐車場から出して、急いで五所川原に戻って朝から普通に仕事なのでした(^^;)。

nice!(5)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 5

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。